地域の安全のために

奈良の小学生誘拐殺人事件 から、今日で一年。

奇しくもこの日に、PTA研修会があった。

参加したのは、「みんなで考える地域の活動」 というテーマで

防犯活動を実践しているPTAの例と、行政側の実績の講演。

(PTAの例は、PTAのブログ のほうに)


警察の方の話が一番説得力があったのは言うまでも無いが

どの実践例でも、頼みの綱の組織は 市民のボランティアである、と

いう点が一致していた。

「自分たちの身は、まず自分たちで」

その防犯意識が高いか低いかで、防犯活動の有効性が決まるように思う。


具体的な対策として、いくつかあげてもらったが

たとえば、子供が不審者から逃げることができる距離は、4m

怪しい人とは、車間距離ならぬ人間距離を、最低4mはとって対応することが必要である。

子供に4m、といってもピン、とこないだろうから

実際に測って、「このぐらい」 と教えてあげると良い。

また、不審者が子供を追いかけてきた場合、20mほど走ると

それ以上追うことをあきらめるのだとか。

こういった具体的な防犯行動を教えていくには、子供の年齢、体力を考慮することも、大事である。


防犯活動は、大人だけ、子供だけ、というのはダメで

親子近隣すべての人が意識を持って携わることが必要であり

また、「怖い人に気をつけよう」 ということだけでなく

「見守っている大人がいるよ」 と、子供に安心と信頼感を与えるような

活動を目指して欲しい、というお話であった。


行政側がハード、市民側がソフトだという話は納得できたし

行政が気をつけることは、マンネリ化しないこと、という話には、「うんうん」 と頷いてしまった。

同じことを繰り返すだけでは、いつしか防犯の意識も薄まっていってしまうし

犯罪は常に変化している時代である。

地域住民の意識向上と、ボランティアを生かすも殺すも

やはり、ハード次第であり、事件・事故が起きてない時にこそ

その活動は尊重され、敬意を払われるべきである、と深く感じ入った一日だった。


警察庁 自主防犯ボランティア活動支援サイト



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