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末っ子の休日


「ただいまーっ! ようやく、解放されたー!」


今日、玄関で元気よく大声をあげた、末っ子。

昨日とは、まるで別人のようだ。


マラソン大会の次の日、彼女はベッドから起きてこなかった。

「学校行かない」

「お母さんがいいの」

あれあれ? イヤだったマラソンは、昨日で終わったんだよ。

「行きたくない」

「もっと、寝ていたい」

そうか。じゃ、昨日はがんばったから、今日はゆっくり休めばいいよ。

末っ子は、昼近くまで寝ていた。


午後から、PTAで 「お話会」 を行う予定だった。

絵本の読み聞かせのグループが計画して、

昼休みの時間、独り語りの方を招いていた。

「お話会があるけど、行く?」 末っ子にきいてみた。

「え、だって、学校は休んでいるんだよ」

「いいじゃない。ちょっと疲れちゃったから休んだけど、お母さんについてきた、って言えば」

「それって、ありなの?」

「ありじゃない?」

学校の友達と顔を合わせるのがイヤで、学校に行きたくないのか

試してみたいという気持ちがあった。

末っ子は、ついてきた。

お話会で、同級生に、「あれ?どうしたの?」 ときかれて

照れていたけれど、お友達がイヤ、というわけじゃなさそうだ。


お話会は、短い時間だったけれど楽しくて

末っ子は気持ちが明るくなったようだった。

二人で、コンビニに買い物に行った。

「吹奏楽、やめたい」

歩いていて、彼女が突然 言った。

ああ、やっぱり。 ちっとも、楽しそうじゃなかったもんな。

彼女が頼りにしている姉は、6年生で、もうそろそろ引退してしまうし。

「好きなようにしたらいいよ」

「お母さんが、言って」

「始めたのは、末っ子ちゃんだから、やめるときも、自分で言ったほうがいいね」

「だって、先生、怒るもん」

「じゃ、担任の先生に、お母さんが相談してみるよ」

「なんて?」

「末っ子ちゃんが、吹奏楽やめたいけど、ひとりじゃ言えないかもしれない、って」

「うん・・・」

夕方、担任の先生が心配して、電話をくださった。

いろいろと話したが、詳しいことは連絡帳に書くことにした。

「末っ子は、身体が丈夫で風邪をひいて休む、ということはあまりないのですが

今回は、こころが風邪をひいた、ということだと思います。」

そう言って、電話を切った。


人間だもの、いつでも強くて元気なわけではない。

ときには、何もかもイヤになったり、落ち込んだり

逃げ出したくなったり、くじけることだってある。

身体の病気で休むことは 許されるけれど

こころが弱っているときには、ずる休みになってしまう。

休むことは悪いことじゃない、と私は思っている。

子供でも、大人でも、それは同じことだと思っている。


末っ子は今日、ひとりで吹奏楽の先生に

「やめます」 と言えたようだ。 

よかったね^^



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