スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | page top↑

傷跡


私とダンナ、全然違う。

性格、趣味、嗜好、まるきり違う。

だけど、ひとつだけ同じことがある。

それは、出生時の体重。

ともに、4050g のデカイ赤ん坊だった。

そして、どちらの母親も難産だった。

私は産まれたとき、泣かなかったのでバシバシ叩かれたとかいうし

ダンナは、首が曲がっていたそうだ。


医学のことは詳しくないのでわからないのだが

それで産まれてすぐに、彼は首の筋を伸ばす手術をしたらしい。

そのときの手術跡が、首にうっすらと残っている。

結婚前デートしているときに、「そういえばここに跡が」と教えてくれたのは一度だけで、

私も別段気にしてなかった。


先日、私たちの産まれたときの様子を子供たちが知りたがったときに

「そういえば、お父さんは産まれてすぐに、手術したんだよ」と言うと

「えー、どこ?どこ手術したの?」

「傷、残っているの?」 大盛り上がりである。

「首の右側に手術の跡があるから、見てごらん」と、私。

一斉にダンナに群がる子供たち。

「違うよ、左側だよ」 と、ダンナが訂正すると、一生懸命に傷跡を探している。

「・・・ないよ?」

「ない。どこ?」

3人がジロジロ眺めても、傷跡らしいものは無いようだ。

「え?もう消えちゃったのかな」

私が首の右側を見ると、うっすらと縫合の跡が残っていた。

「ほら、あるじゃない」

「ホントだー」

「だって、お父さん、左側だって言ったじゃない」


忘れているのだよね。

20年前までは、首のどこにあるか覚えてたのだけど

今では、それはすっかり忘れられてしまっている。


傷跡は完全に消えず残るけど

長い時間をかけて

忘れることは できるものなのかもしれない。



04:03 | いろいろと | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
日々育つ | top | 初詣

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://sofiass.blog118.fc2.com/tb.php/424-4461766a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。