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71.30年後の未来予想

14歳のころ。

都会から遠く離れた地で、中学2年生だった。

5時間目の授業をしていたとき

晴れた空に、突然バリバリバリと

雷鳴のような音が響き、何かが頭上を駆け抜けていった。

教室の窓ガラスがビリビリと振動し、教師も生徒も何事が起きたのか

まったくわからない様子でお互いの顔を見つめ合っていた。


世界は東西にわかれ、2つの大国がじっと腕組みをしながらにらみ合っていた。

静かに座っているように見えても

テーブルクロスで隠された足元では

お互いの足を踏みあったり、膝で押し合ったり

時折、隣に座ってる小さな国にそっと袖の下を渡していたり。

007の映画で「いずれはこの壁も無くなるさ」というセリフは

あくまでも、映画のなかだけのセリフにすぎないと思っていた。


5時間目の授業中に聞こえた雷の音は

ソ連から亡命するためにベレンコ中尉が飛ばしてきたミグ25の爆音だった。

あれから30年。

ソ連もベルリンの壁も崩壊し、世界は、大きく変わった。





「おやつの時間よ」

「は~い」

「また、この絵本を読んでたの?」

「うん。だって、面白いんだもん」

「北風と太陽のお話ね」

「うん。ねえ。太陽って本当にこんなにあついの?」

「そうよ。裸でいると、真っ黒に日焼けしてしまうくらい」

「北風って、そんなに冷たいの?」

「そうね。冷たいだけじゃなくて、飛ばされそうになるくらい、強く吹いたりするわ」

「エアコンや扇風機より?」

「もっと、ずっと」

「お母さんが子供のころは、雪も降ったの?」

「そうよ。空からね」

「寒い時だけなんでしょう?」

「そう。ここみたいに、スキーはいつでもできるってわけじゃなかったわね」

「じゃ、スキーだけは、今のほうがいいね?」

「そうかもね^^」


外に出る時は、放射能の防護服を着ないと何分ももたない。

太陽も風も、この子は知らないし、これからも知ることはないかもしれない。

自爆の道しかなかった国は、道連れにこの星を汚染してしまったのだ。


30年前に戻れる事ができたら・・・

今、科学者たちはタイムマシンの開発に全力を注いでいる。





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63,.愛を感じたこと


ブログすごろくメモ〆



30年前のことを思い出すと

そのころ想像もできなかったような世界が

今、現実になってるという感じがします。

良いところも悪いところも両方あって。

だから、たぶん未来もそうだと思います。



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