子どもと向き合う



今日は、思春期の子どもの親を対象にしたセミナーで
臨床心理問題研究家の小沢牧子さんの講演を聴いた。
柔らかい口調だが、話す内容は容赦ない。

現代は子育てが困難な時代であり、親にとっては厳しい社会らしい。
昔の親は、生活することで手一杯で、子どもは子ども集団にまかせていた。
子どもは仲間集団と自然のなかで、さまざまなことを学び大人になっていった。
現代では子どもの数が減ってきており、子どもが自分自身で仲間を見つけることが
難しくなってきている。
親が子育てで努力しなければならないことがあるとすれば
それは、色々な場所に出かけていって、子どもを他の子どもと交わらせること、
親だけではなく他の多くの大人に出会わせること、である。

「現代の家族にとって、一番大事なことは “家をひらく” ということです。
 親は、子どもの友だちを増やし、子どもは大人をたくさん知ることが必要です。」


小沢さんの話しを聴いていると
子育てとは、親の生き方を問われるものであり
他所の評価には動じることなく、自分の目で子どもを肯定していくことが
子どもの自立を促すのだな、、という気がしてくる。
気がしてくる、というのは、小沢さんが「~であるべきだ」という結論を言わないからだ。
色々な人がいて、それぞれの考え方があり
子どもはたくさんの人と出会い、さまざまな考えを知り、自立した大人になっていく。
その考え方は、そのまま、すでに大人であろう親にもいえることであり
ずっと、人生学ぶ事ありなんだなぁ、、、としみじみと感じた。


<参考図書>
「心の専門家」はいらない
小沢 牧子 / 洋泉社


<小沢牧子さん推薦図書>
13歳論―子どもと大人の「境界」はどこにあるのか
村瀬 学 / 洋泉社

宮崎駿の「深み」へ
村瀬 学 / 平凡社


「宮崎駿の『深み』へ」は、なかなか面白そうだぞ♪




22:39 | 子育て自分育て | comments (18) | trackbacks (0) | page top↑
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コメント

# No title
子供どころか、結婚もしておらず、つい先日彼女に振られたところですが(泣)僕の考えている方向はいいのかな、と安心しました。
子供はたくさんいるほうがいいし、大人や子供を問わずできるだけ多くの人たちに会わせてあげることが一番の教育だろうなと考えてました。いいんだなこれで、ウン。
それはともかく、相手見つけなきゃ。。
by: hirosan551 | 2005/06/02 23:07 | URL [編集] | page top↑
# No title
>色々な場所に出かけていって、子どもを他の子どもと交わらせること、
>親だけではなく他の多くの大人に出会わせること、
...なるほど....(. .)φ
by: akimaru21 | 2005/06/03 04:55 | URL [編集] | page top↑
# No title
ウチは一人っ子なので(もちろんそうでなかったとしても)、
この考え方共感できますね。

>たくさんの人と出会い、さまざまな考えを知り

...は、未だに自分にもあてはまることです。
by: heliotrope3 | 2005/06/03 09:17 | URL [編集] | page top↑
# No title
同感です。TBさせていただきました。
by: nige_mizu | 2005/06/03 11:59 | URL [編集] | page top↑
# No title
以前は子供達だけで公園や里山で日が暮れるまで遊んだものです。
けど今は、色んな事件が多発して親は安心してられません。
必然的に家の中で過ごす時間が多くなっているんでしょうね。
親の努力が必要な時代なんですね。
by: cosicosi3 | 2005/06/03 12:39 | URL [編集] | page top↑
# No title
「家をひらく」 たしかに今は、家をひらくことがないような気がする。

子供はもちろん、大人だってもっとたくさんの出会いがあっていいと
思う。
by: wataya.shinbe | 2005/06/03 12:40 | URL [編集] | page top↑
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by: | 2005/06/03 14:41 | URL [編集] | page top↑
# No title
はじめまして。nige_mizuさんのところからやってまいりました。
>子育てとは親の生き方を問われるもの
自身を振り返って、ドキっとするところがあります。
TBさせてくださいませm(__)m
by: lovestones | 2005/06/03 16:15 | URL [編集] | page top↑
# No title
hirosan551さん、あらら、、、悲しいことがあったのですね。
子どもは、どうなるか神様しかわからないことですが
それは置いておいて、良い縁がありますよう、お祈りいたします☆
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:19 | URL [編集] | page top↑
# No title
アキマルさん、私は出不精なので、そうか、努力しないと!と思いましたよ~
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:23 | URL [編集] | page top↑
# No title
heliotrope3さん、そうなんですね。
この前のセッションの集いじゃないですけど、いろいろな人と出会って
話しをするのって、自分の世界が広がるものですねぇ^^
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:24 | URL [編集] | page top↑
# No title
逃げ水さん、トラックバックありがとう^^
小沢さんのお話を伺うのは2回目なのですが、思春期前の小さな子どもの親が対象のときには「子育てに正解はない。~しなくてはならない、ということはない。今の若い親御さんは、とてもよくやっているのだから、気にしないように」と、子育てで息が詰まっている母親の気が楽になるような内容でした。
親が一貫してゆったりとしていることが良いのかもしれないですね。
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:30 | URL [編集] | page top↑
# No title
コジコジさん、昔の親にはない努力が求められるのですね。
いろいろと心配することも多くなりました。
便利になった分、違う事で不便を味わう、、、世の中そういう点では、うまくできいるのかもしれないですね。
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:32 | URL [編集] | page top↑
# No title
シンベエさん、そうですね。そうしたほうが子どもには良いのだとわかっていても、それが苦手な方もたくさんいらっしゃるかと思います。
自分でできないことは、他力本願でも良いのでは、、と私は思うのですが。児童センターや子どものたくさんいそうな公民館の催し物とかに出かけていくだけでも、だいぶ違うかと思います^^
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:38 | URL [編集] | page top↑
# No title
at 2005-06-03 14:41 の鍵さん、そうなのですよ^^
習い事している子どもの親は、それを狙ってたりもするのです。
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:42 | URL [編集] | page top↑
# No title
lovestonesさん、こんにちは^^
トラックバックありがとうございます。大人の人間関係は難しいところもありますが、それをうまく切り抜けていくには、やはり、いろいろな人と交わることが大事なのかな、とも思いますね・・・。
by: sofia_ss | 2005/06/03 22:46 | URL [編集] | page top↑
# No title
良い育児セミナーですね~
by: jslovesim | 2005/06/04 13:16 | URL [編集] | page top↑
# No title
jslovesimさん、韓国にもこういう育児セミナーはあるのでしょうね。
日本より、教育熱心ですものね・・・
by: sofia_ss | 2005/06/04 21:24 | URL [編集] | page top↑

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