1月17日という日




10年前の1月17日
私は末っ子を妊娠中だった。
関西のほうで大きな地震があったと知ったのは
朝のニュースだったけど
母親から電話があり、神戸の東灘区に住んでいるいとこから
無事だと一報があったと聞いた。
最初はただの地震だと思っていたが
ニュースが続くにつれ、ただ事ではないとわかってきた。
燃え続ける街、倒れたビル、ひしゃげた道路
歴史の教科書で見た、戦後の焼け野原のような光景。

大学の先輩が故郷の淡路島に戻っていた。
お子さんが、まだ小さかった。
どうしていいかわからず、手紙を出した。
「 大丈夫ですか? お子さんが小さいので、他人事とは思えません。
  必要なものがありましたら、教えてください」
文面はこれだけ。返信用のハガキを同封して
無事に届きますように、と祈った。
先輩は、避難所から電話をくれた。家族皆さん無事だった。
同封した返信用ハガキは、落ち着いたあと、近況報告で戻ってきた。

5歳と2歳の子供を抱え、妊娠5ヶ月の身体で
もしもあの地震にあったら・・・・
自分を振り返って怖ろしさに震えた。
災害はいつ起きるかわからない。
そのとき、運にまかせるしか無いのだろうか。
ヒトのチカラはその後で発揮されるものなんだろうか。

昨年は災害がたくさん起きた年だった。
災害が起きたその瞬間から
被災した人たちの戦いが始まるのだな。
それは年を越してももちろん、これからもずっと続くのか。
10年たって、それでもまだまだ立ち直りの途中なんだろうか。
私ができることはなんなのだろう。

犠牲になった方々のご冥福を祈りつつ
この日は
これからも考え続けていくであろう日。




18:47 | 伝えたいな | comments (14) | trackbacks (0) | page top↑
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コメント

# No title
そうですね。
もう10年になるんですよね。
知り合いの方があの地震で亡くなりました。
毎年、考えさせられます。
by: aqui | 2005/01/17 20:18 | URL [編集] | page top↑
# No title
我々は、地震の国に住んでいることを痛感します。
新潟の方々の震災後の冬が辛そうです。
by: wataya.shinbe | 2005/01/17 20:30 | URL [編集] | page top↑
# No title
東京に出てきて、なんとなく、地震になれたときに、実家から、そんな自信のあるところにいないで、関西で仕事しなさい、と言われた矢先のこの出来事でした。
価値観を見事に換えてしまう、災害。
できれば、被害を少なくしたいです。
by: panchan1121 | 2005/01/18 02:09 | URL [編集] | page top↑
# No title
アレから10年、私の街だった神戸にはなかなか踏み入れる事が出来ません。<復興、復旧の邪魔にならないように>実家も青春もみんなあると言うのに、、、。コレも一つのトラウマなのかもしれません。
by: buumi | 2005/01/18 09:29 | URL [編集] | page top↑
# No title
神戸周辺には、友人が5人住んでいました。
今は、それぞれ新しい家に住んだり、場所を移転しています。
でも、あの時の辛い経験は友人にとっては、何年経っても忘れる事のできない記憶だと思います。
by: konomi0206 | 2005/01/18 13:05 | URL [編集] | page top↑
# No title
誕生に送る言葉より。。。(阪神の震災・・・・)


地震の十日後に生まれました
水もガスもない病院で
次の地震が来たら、守るべきものがひとつ増えました
お父さんもお母さんも
以前よりずっとつよくなったよ



震災で多くの命が散った時
君は ママのお腹で
何をしていたの
パパをはげましていてくれたのかな
きっと強くいきてくれるよね




震災でなにもかもなくした
はっと陣痛で気づく
一番大切な愛は残っていたと
産声でスタートした貴方の人生と共に
「これから」 と口ずさみ
笑顔になった




生まれて間もなくお前は阪神大震災に遭遇したね
いえがきしみ物がガラガラ落ちてくる中
おおいかぶさったママの下でお前は無心に眠っていた
まるで天使のようだった

悲惨な惨状の中でも 明日への希望(命)はつながっているんですよねぇ

注: 勝手に転載したものです 1週間程度で削除してください
by: raudo | 2005/01/18 13:29 | URL [編集] | page top↑
# No title
アキさん、その方のご冥福をお祈りいたします。
震災の後の復興は、そのまま末っ子の成長に重なります。
10年はあっという間で、そして長い月日です。
by: sofia_ss | 2005/01/18 16:05 | URL [編集] | page top↑
# No title
シンベエさん、どこでどんな災害が起きるのか
運を天にまかせるようなものだとしても
その後の助け合いが充実していれば、
いくらか不安は消えるのかもしれないですね・・・。
無関心でいることが一番怖いような気がします。
by: sofia_ss | 2005/01/18 16:08 | URL [編集] | page top↑
# No title
パンチャンさん、日本は地震災害が多いので
地震の備えは他の国よりはありそうだと考えていたのです。
10年前までは・・・
by: sofia_ss | 2005/01/18 16:10 | URL [編集] | page top↑
# No title
ぶーみさん、いろんな傷も時間が癒してくれるということがあります
忘れてはいけないけれど、痛みが薄らいでいく事を願っています。
by: sofia_ss | 2005/01/18 16:12 | URL [編集] | page top↑
# No title
コノミさん、そうですね・・・
怖ろしい記憶、辛い記憶、、、忘れられない記憶のうえに
優しさや助け合いや、辛さを乗り越えた強さの記憶が
重なっていけたら・・・と思います。
私はそこからいろいろなことを学んでいきたいです。
by: sofia_ss | 2005/01/18 16:18 | URL [編集] | page top↑
# No title
ラウドさん、守るものがあると強くなれるものです^^
by: sofia_ss | 2005/01/18 16:20 | URL [編集] | page top↑
# No title
といって、いまごろTBします^^。
by: panchan1121 | 2005/01/24 12:34 | URL [編集] | page top↑
# No title
ぱんちゃんさん、ありがと^^
by: sofia_ss | 2005/01/24 21:54 | URL [編集] | page top↑

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